Raspberry Pi 4をいじっていてふとイヤホンジャックを使ったことがないのを思い出して、何も考えずにイヤホンを差し込んだところYoutubeなどを再生しても一切音が出ませんでした。
Raspberry Piで音を出すには色々と設定が必要らしく、調べて色々設定をいじって音が鳴るようになりました。
今回はその備忘録になります。
では始めます。
・音を出す設定方法
LXTerminalを立ち上げて以下のコマンドを実行します。
$ sudo raspi-config
以下のようにconfig画面になるので「Advanced Options」を選択して「Enterキー」を押します。
「Audio」を選択して「Enterキー」を押します。
どちらで音を出すかを選択できるので、今回はイヤホンから出すために「Headphones」を選択して「Enterキー」を押します。
あとは「右矢印キー」を押して「Finish」を選択して「Enterキー」を押します。
これで設定は完了します。Youtubeなどを開いて動画を再生すればイヤホンジャックから音が出ているはずです。
それでも音が鳴らない場合は「/boot/config.txt」を編集します。重要な設定ファイルなので必要なところ以外は編集しないようにします。
以下のコマンドを実行してテキストエディタを開きます。
$ sudo mousepad /boot/config.txt
「/boot/config.txt」内の33行目あたりにある「#hdmi_drive=2」の頭のコメントアウトを外します。
# 変更前 #hdmi_drive=2 # 変更後 hdmi_drive=2
変更できたら上書き保存をしてファイルを閉じて、Raspberry Piを再起動させます。
これで音が鳴るようになるはずです。
以上がRaspberry Piで音を鳴らす方法です。
ちなみにイヤホンジャックから音が鳴るようにはなりましたが、無音状態でも常にノイズが走っている感じでした。
高周波の影響でノイズが乗りやすいらしいので、気になる場合は電源など色々と改善する必要があるみたいです。
・参考資料