ソースに絡まるエスカルゴ

貧弱プログラマの外部記憶装置です。

【Arduino】Arduino UnoでEthernetシールドを使ってみる

 なんとなくArduino UnoのEthernetシールドを使ってみようと思い立ったので、今回はとりあえずサーバのサンプルを動かしてみた備忘録になります。


 では、始めます。


1:Arduino Unoにサンプルスケッチを書き込む
 Arduino IDEを開いて「ファイル」→「スケッチ例」→「Ethernet」→「WebServer」を選択します。

 サンプルスケッチが開くので、Arduino UnoをPCに繋いでサンプルスケッチを書き込みます。

 この際、mac、ipの項目についてはそれぞれ適切な値に書き換えてください。macはシールドに記載されているMACアドレス、IPは被っていないIPアドレスを設定してください。
 サンプルではポート80番を使っていますが、気になる方は適宜書き換えてください。

 またEthernetシールドに使われているチップがW5100なのか、W5500なのかで読み込むライブラリが違うようなのでサンプルそのままで動かない場合は変更してみてください。

#include <Ethernet.h> // W5100の場合はこちらを使う

#include <Ethernet2.h> // W5500の場合はこちらを使う


2:PC側のIPアドレスを固定する
 IPアドレスを固定しておかないとArduino Uno側のサーバに接続できないようなので、以下の記事に従ってPC側のIPアドレスを固定させます。この時IPアドレスは被らないように注意してください。


3:確認
 PCとEthernetシールドをLANケーブルで接続し、Arduino Uno側へもUSBケーブルで電源を供給した状態にします。

 その状態でブラウザを開いて以下のURLを入力します。IPアドレス部分は書き込んだスケッチ内で指定したIPアドレスを指定してください。

http://192.168.1.177

 すると以下のように各Analogピンの値が表示されます。

 ページが表示できない場合は、PC側のIPアドレスが固定されてないことが考えられるので2の手順がちゃんとできているか確認してください。


 以上がArduino UnoのEthernetシールドでサーバのサンプルを動かしてみた内容になります。

 サンプルそのままですが、イーサネットの設定など色々わかってないことが多かったので勉強になりました。

 次はもうちょっと踏み込んだ感じでちゃんと相互に通信できるようなものをやっていきたいですね。


・参考資料