過去にRaspberry PiでIPアドレスを固定する記事を書きました。
他のOSでやったことなかったのを思い出したので、今回はWindowsのIPアドレス固定方法の備忘録になります。
では、始めます。
1:IPアドレスの固定方法
LANケーブルでPCをイーサネットに接続し、PC側でイーサネットを認識した状態にします。
そしてPC(MacでもWindowsでも)で以下のコマンドを実行して使用されているIPアドレスを確認し、使っていないIPアドレスを選択します。
$ arp -a
指定するIPアドレスを決めたら、コントロールパネルから「ネットワークと共有センター」を開きます。
イーサネットの接続があると、以下のように「イーサネット」という項目が表示されているのでクリックします。表示されていない場合はPC側がイーサネットを認識できていないので接続できているかを確認してください。
以下のような画面が表示されるので「プロパティ」ボタンをクリックします。
イーサネットのプロパティが表示されたら「インターネットプロトコルバージョン4 (TCP/IPv4)」の部分をダブルクリックします。
プロパティ画面が表示されたら「次のIPアドレスを使う」にチェックを入れて「IPアドレス」の欄に固定したいIPアドレスを入力します。入力すると自動的にサブネットマスクにも値が設定されます。設定後「OK」ボタンをクリックします。
2:IPアドレスの確認
IPアドレスが固定できているかどうかはコマンドプロンプトを開いて以下のコマンドを実行します。
$ ipconfig
実行すると、色々と情報が出てきますが、そのイーサネットの項目を見るとちゃんと設定したIPアドレスになっていることが確認できます。
・ ・ ・ イーサネット アダプター イーサネット: 接続固有の DNS サフィックス . . . . .: リンクローカル IPv6 アドレス. . . . .: xxxx::xxxx:xxxx:xxxx:xxxx%37 IPv4 アドレス . . . . . . . . . . . .: 192.168.1.178 サブネット マスク . . . . . . . . . .: 255.255.255.0 デフォルト ゲートウェイ . . . . . . .: ・ ・ ・
以上がWindows PCのIPアドレスを固定する方法になります。
IPアドレスを固定しなければならない場面も時々あるので、覚えておくと良さそうです。
・参考資料