最近Blenderのノードを色々といじって遊んでいます。
今回はColorRampノードのアニメーションができるということに気が付いたのでその備忘録です。
では始めます。
1:読み込むPlaneの設定を行う
Blender2.81を起動させたら、Cubeを削除してPlaneを追加します。
Planeを選択した状態で「Material」のタブを開いて「New」のボタンを左クリックしてMaterialを追加します。
次に追加したMaterialでColorRampのアニメーションをするためのノードを作成していきます。
2:ColorRampの内容をPlaneに表示させる
選択したMaterialの「Shading」の画面を開くと以下のようになっています。
「Shift+Aキー」→「Converter」→「ColorRamp」を選択してノードを追加します。
追加したノードの「+」マークをクリックするとマークが追加されます。


同様にして全部で5つのマークになるまで増やします。
このマークの部分をクリックするとマークに設定される色を変更でき、またドラッグするとマークの位置も変更できます。これによってグラデーションを設定することができます。
ちなみに色をコピペしたい場合はカラーパレットの「Hex」というタブを開くと色の数値がわかるのでその値をコピペすれば良いです。
マークの色と位置を調節してとりあえず以下のようにします。
グラデーションの設定が終わったらColorRampの「Color」とPrincipledBDSFの「Base Color」を繋ぎます。しかしこの状態ではPlaneに設定したColor Rampの色は表示されません。
Planeにグラデーションを出すために「Shift+Aキー」→「Texture」→「Gradient Texture」を選択してノードを追加します。
追加したGradient Textureの「Color」とColorRampの「Fac」をノードで繋ぎます。するとPlaneにColorRampで設定したグラデーションが表示されます。
これでPlaneにColorRampの内容を表示できたので、アニメーションの設定をしていきます。
3:ColorRampのアニメーション設定
アニメーションの設定をやりやすいように「Shading」の左上にある画面を「DopeSheet」に変更します。


DopeSheetが「1」フレームの時に青色マークの2つの位置を変更してposのところにカーソルを置いた状態で「iキー」を押してキーフレームを登録します。これを同様に「50」フレームぐらい、「100」フレームぐらいのところで繰り返して登録します。
この状態でアニメーションを実行すると、以下のようにグラデーションの位置が変更されたアニメーションになります。
以上がColorRampでアニメーションを行う方法です。
ColorRampの値を適当にいじっていたらアニメーションできることに気づいて記事にした次第ですが、色々と使えそうです。
・参考資料