ソースに絡まるエスカルゴ

貧弱プログラマの外部記憶装置です。

【自作PC】自作PCをやってみた その4:ベンチマーク

 前回の記事でBIOS画面まで表示できた後、OSを入れたりドライバを入れてGPUを認識させたりするところまでの記事を書きました。

 今回はYoutube動画などでよくあるハードウェアの情報を見ることができるソフトウェアやベンチマークソフトウェアの紹介をしていきます。

 では、始めます。


1:ベンチマークを行う際に便利なソフトウェア
 ベンチマークを行う際にPCの状態などを確認できるソフトウェアを紹介していきます。詳しい使い方などは省きますが、別の機会にそれぞれ記事にするかもしれません。

CPU-Z
 CPUの型番やクロックなどかなり詳細な状態を確認できるソフトウェアです。その他にメモリ、GPUなども確認でき、CPU使用率を100%にする負荷テストも行うことができます。
 
GPU-Z
 CPU-ZGPU版のようなソフトウェアです。このソフトウェアではGPUのより詳細な情報を確認することができます。GPU性能テストを行うこともできます。

HWiNFO
 CPUやGPU、ストレージやマザーボードの各状態をリアルタイムで確認できるソフトウェアです。サーマルスロットリングが発生しているかどうかや、各種温度などもリアルタイムで確認できるので何かと便利です。

MSI Afterburner
 ベンチマーク動画でゲームの左上にFPSGPU使用率などを表示させているのをよく見かけますが、それを行うためのソフトウェアです。MSIが提供しているソフトウェアですが、MSI以外のPCでも問題なく使えます。ただしゲームの画面上に常に表示させるには色々と設定をする必要があります。


2:ベンチマークソフト
 様々なベンチマークソフトがありますが、ベンチマーク動画でよく見ていて自分がインストールしたものを紹介していきます。

CINEBENCH R20
 ベンチマーク動画でもやられていることが多いCPUのシングルとマルチを計測するベンチマークです。

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION Benchmark | SQUARE ENIX
 どのベンチマーク動画でも大体行われている定番のFF15ベンチマークです。ゲームの中でもかなり重い部類に入るそうなので、このベンチマークで「快適」以上の判定になれば大体のゲームは問題なくできるのではないかと思います。大定番で数多く行われているのでスコアの比較はしやすいと思います。

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク
 これまた定番のFF14ベンチマークです。FF15ベンチマークよりは軽いです。こちらも大定番で数多く行われているのでスコアの比較はしやすいと思います。

ドラゴンクエストX ベンチマーク
 こちらもまた多く行われているドラクエXベンチマークです。このベンチマークはかなり軽い部類らしく、上記のベンチマーク2つが重いかもしれないAPUやオンボードのPCで最低限のゲームができるかの確認に使われている印象です。

3D Mark
 こちらもかなり有名なベンチマークです。CPU性能、GPU性能、2つを合わせた総合的な性能と別々に測定してくれるベンチマーク用のソフトが数種類試せます。また計測後に他の計測値を比較するページを開くこともできます。

CrystalDiskMark
 ストレージの速度をベンチマークで測定できるソフトウェアです。


おまけ:今回の自作PCの各ベンチスコア
 誰も気にする人はいないと思いますが、これらのベンチマークを自作したPCで試した結果も掲載しておきます。裏でchromeを立ち上げたりした状態で計測しているものもあったりするのであくまで目安程度です。

CINEBENCH R20
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FF15ベンチ
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FF14ベンチ
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ドラゴンクエストX ベンチマーク
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・3D Mark(Time Spy
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・3D Mark(Fire Strike)
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CrystalDiskMark
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 各スコアはこのようになりましたが、これが実際どれぐらい快適なのかはそのゲームをやってみないとわからないとは思います。ただ全体的にみるとフルHDのゲームであれば大体のものは快適に動く程度のスペックにはなっていそうな気がします。


 以上がベンチマークを行う際に便利なソフトウェアとベンチマークソフトの紹介です。

 Youtube動画とかでよく見る各ベンチマークをやってみてわかったのは「ベンチマークは結構時間がかかる」ということでした。何度も検証して比較動画とかを作ってる人の苦労がちょっとだけわかった気がします…。


・参考資料


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