最近ネットでの打合せの際に複数画面があると便利なのでモバイルモニターを使う機会が増えてきました。
その他の用途で「モバイルモニターほどの大きさはなくていいけど、ちょっとしたサイズのサブモニターが欲しい」という場面も出てきたので調べてみると、WindowsとAndroidであれば無料ソフトを使ってAndroidをサブモニター化することができるとわかりました。
今回はその備忘録になります。基本的には参考資料に挙げているページ様の内容そのままなので、詳しくはそちらを参照してください。
では、始めます。
1:Windows用spacedeskをインストールする
まずはWindows側の準備として「spacedesk」をインストールします。
以下の公式ページを開きます。
ページを開くと左下あたりに「DOWNLOAD」ボタンがあるのでクリックします。
対象のOSを選択してクリックするとインストーラがダウンロードされます。自分の場合はWindows10の64bitなのでそれを選びました。
ダウンロードしたインストーラを起動させます。
インストーラを起動させると以下のような画面が表示されるので「Next」をクリックします。
ライセンスの同意のところにチェックを入れて「Next」をクリックします。
インストール先を指定して「Next」をクリックします。特に変える必要はなくデフォルトのままでOKです。
ファイアウォール除外の設定についての画面になりますが、ここでチェックが入っていることを確認して「Next」をクリックします。ここでチェックが入っていないとファイアウォールによって動かない場合があるようです。
あとは次の画面で「Install」ボタンをクリックするとインストールが開始されます。
spacedeskを起動させて以下のような画面が出てくればインストール完了です。
2:Android用spacedeskアプリをインストールする
Windows側の準備ができたので、次はAndroid側の準備をしていきます。
こちらは簡単で「Google Playストア」を立ち上げて「spacedesk」と入力して出てきたアプリをインストールするだけです。
spacedeskアプリを立ち上げて以下のような画面が出てくればインストール完了です。
3:Androidをサブモニター化する
1、2の準備が出来たらWindows機とAndroid端末の両方を同じLAN内になるようネットワークに接続します。
その状態でWindows側のspacedeskを起動させてspacedesk Statusを「ON」にします。
次にAndroid側のspacedeskを起動させると同じLAN内で端末を自動検索してくれるので、対象の端末を選択します。
これでAndroid端末をサブモニター化することができます。あとの操作はWindows側で他のディスプレイを接続した時と同じように操作して表示することができます。
ただし画面解像度についてはAndroid端末依存になるため、スマホなどの場合はかなり横長や縦長のサイズになるので注意してください。
サブモニター化をやめたい場合はWindows側のspacedesk Statusを「OFF」にします。
また未検証ですが、スマホ側でアプリを強制終了させるとフリーズしてしまうようなのでWindows側でStatusを「OFF」にして切断するようにした方が良いらしいです。
以上がAndroidをWindowsのサブモニターにする方法になります。
スマホではなくタブレットのAndroidであればそれなりの画面サイズになるので、それを相手に見せつつ画面操作をして情報を共有するみたいな使い方もできて割と便利だと思います。
・参考資料