ソースに絡まるエスカルゴ

貧弱プログラマの外部記憶装置です。

【ESP32/Arduino】乾電池2本で動かす場合の注意点

 最近またちょっと電子回路で遊んでみようという気持ちが強くなり、ESP32(ESP32-devkitC)をいじっています。

akizukidenshi.com


 動作電圧が2.2V~ということなので乾電池2本、特にエネループなどの充電池2本でも動くので何かと便利です。

 ちょっとした無線通信(WiFiなど)を乾電池でやりたいと思って色々試していたのですが、いざ乾電池で動かそうとすると動いたり動かなかったりと色々問題が出ました。

 そこで色々調べて乾電池で動かす際の注意点がわかったのでその備忘録です。

 では始めます。


・書き込み時の設定を40MHzに設定する
 乾電池など動作電圧最低ライン付近で動作させる場合には「書き込み時の設定を40MHz」にすることで、低電圧でも安定して動作させることができます。

 具体的な設定としては以下のように「Flash Frequency」の設定を40MHzにするだけです。
f:id:rikoubou:20191004165255p:plain

 参考にさせていただいたページ様に80MHzとの違いがいくつか書かれていますが、特に消費電力に変化はなくただ読み書きが遅くなる程度のようなので「乾電池2本で動作させる場合は40MHzに設定することで低電圧時でも動作させることができる」と覚えておけばよさそうです。


 以上、非常に単純ですが、乾電池などで動かそうとすると電圧問題なども出てくるので、こういう情報はありがたいですね。


・参考資料