こちらの動画で10分くらいでBlenderで簡単に木を作る方法が紹介されていたのでそれをやってみた備忘録です。
正直この動画の方がわかりやすい上にBlenderでつまずきそうなところもカバーされているので、この記事を見るよりも動画を見た方が良いです。
ただ個人的に手順として残して置きたいと思ったので記事にした次第です。
1:アドオンを追加する
Blenderを起動したら「File」→「User Preferences」を選択します。
User Preferencesの画面が開いたら「Add-ons」を選択し一覧の中にある「Add Curve:Sapling Tree Gen」にチェックを入れ、「Save User Settings」ボタンを押して設定を保存します。
設定を保存し終わったらUser Preferences画面を閉じます。これで「Sapling Tree Gen」という簡単に木を作るアドオンが使えるようになりました。
2:幹部分を作成する
それではこのアドオンを使って木を作っていきます。
3D View上で「Shift+Aキー」を押して出てきたメニューの中から「Curve」→「Sapling Tree Gen」を選択します。
すると線で構成された木のオブジェクトが「tree」として追加されます。
左側に表示されている「Bevel」にチェックを入れます。
すると幹に太さが追加されます。
木の大きさを変更する場合は「Tree Scale」の「Scale」の値を調節します。(今回は4にしました)
枝を増やしたい場合は「Geometory」のプルダウンから「Branch Splitting」を選択します。
「Levels」の項目を3にすると枝を増やすことができます。
これで幹と枝の部分ができました。
3:葉っぱ部分を作成する
幹と枝ができたら「Branch Splitting」のプルダウンから「Leaves」を選択します。
「Show Leaves」にチェックを入れると自動的に葉っぱのオブジェクトが作成されます。
これで簡単に木のオブジェクトを作成することができました。
ちなみに作成した木のオブジェクトの構造は以下のように「tree」という幹と枝のオブジェクトの子として「leaves」のオブジェクトがあるという関係になっています。
もちろん他のオブジェクトと同様にMaterialから色をつけたりすることもできます。動画ではそのあたりの解説も詳しく紹介されています。
以上が簡単に木を作成する方法です。木を作成するだけでなく、基本的なショートカットや操作方法の解説もしていてとてもわかりやすい動画なのでBlender初心者の人は参考にした方が良いと思います。
・参考資料