ソースに絡まるエスカルゴ

貧弱プログラマの外部記憶装置です。

【ESP-32/Arduino】Windows10にESP-32の環境を構築する

 以前の記事でMacOSにESP-32の開発環境は作成しました。

 今回はWindows10に同じようにESP-32の環境を構築してみた備忘録になります。

 使用するESP32のボードは以下という前提で進めます。


 では始めます。


1:Arduino IDEをインストールする

 上記のページからArduino IDEをダウンロードしてインストールします。
f:id:rikoubou:20190619152057p:plain


2:Arduino IDEでESP-32の設定を行う
 あとの手順は以下のページにある通りに進めていけばよいです。

 
 Stable release linkと書かれた部分のリンク(赤枠の部分のURL)をコピーしておきます(2019/10/21:リンクが変更になっていたので修正)。
f:id:rikoubou:20191021143014p:plain

 Arduino IDEを起動させて「ファイル」→「環境設定」を選択します。
f:id:rikoubou:20190619152933p:plain

 赤枠部分にコピーしたURLをペーストしてOKボタンをクリックします(2019/10/21:リンクが変更になっていたので修正)。
f:id:rikoubou:20191021143441p:plain

 その後「ツール」→「ボード」→「ボードマネージャ」を選択します。
f:id:rikoubou:20190619153714p:plain

 検索欄に「esp32」と入力して出てきたものをインストールします。
f:id:rikoubou:20190619153916p:plain

 INSTALLEDと表示されていればインストールが完了しています。
f:id:rikoubou:20190619154102p:plain


3:ESP-32にテストスケッチを書き込む
 2までの準備ができたら、USBケーブルを使ってESP32-DevKitとPCを接続します。

 Arduino IDEの「ツール」→「ボード」→「ESP32 Dev Module」を選択します。
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 その後以下のようにアップロードスピードを設定し、接続しているESP32-DevKitのシリアルポートを選択します。
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 以下のテストスケッチをコピペして保存します。

・serial_test.ino

void setup() {
  Serial.begin(115200);
}

void loop() {
  Serial.println("test");
  delay(1000);
}

 左上の矢印のボタンをクリックしてESP32-DevKitにスケッチを書き込みます。
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 書き込みが終了したら左上のシリアルモニタのボタンをクリックします。
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 アップロードスピードと同じ値に設定すると、1秒ごとにtestという文字列が表示されます。
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 以上がWindows10でのESP-32の環境を構築する方法です。

 MacOSの時よりもスケッチを書き込む時間がかかるのがちょっと気になりました…。


・参考資料