OpenCVでも顔の検知はできますが、より精度の高い顔の検知をするためのライブラリとして「dlib」というのがあるのを知りました。
今回はそのdlibをインストールする方法です。
基本的にはpipが入っていればコマンド一つでインストールできるのですが、自分の場合は色々とエラーが起きたりしたのでその対処法も含めて紹介します。
では始めます。
1:前提条件
前提条件として以下のものがインストールされていることが必要です。
インストールできてない場合は、自分の環境構築をした時の記事があるので参考にしてください。
2:dlibのインストール方法
基本的には以下のコマンドでインストールできます。
$ pip install dlib
上記のコマンドを実行して以下のようなエラーが出る場合があります。
エラーにある通りに以下のコマンドを実行してpipをアップグレードします。
$ pip install --upgrade pip
pipのアップグレードが完了したら「pip install dlib」コマンドをもう一度実行します。
それでも以下のようなエラーが発生する場合があります。
RuntimeError: ******************************************************************* CMake must be installed to build the following extensions: dlib *******************************************************************
このエラーが発生した場合はCMakeのインストールが必要なので以下のコマンドでCMakeをインストールします。
$ brew install cmake
Cmakeのインストールには割と時間がかかります。
ここまでできたらもう一度「pip install dlib」コマンドを実行すればインストールできるはずです。
dlibがインストールできたかはimportしてエラーが出ないことで確認できます。
以上がdlibのインストール方法です。
コマンド一つでなかなか通らないこともありちょっと時間がかかったので、参考になれば幸いです。
・参考資料